プラグインとは「便利だから入れる」から始まります。そして行きつく先は「安定を維持する為に削ぎ落とした結果」厳選されます。
大げさに精鋭プラグインとタイトルで謳ってますが、当然それらはWebサイトで表現したい人それぞれで変わって行きます。使用感を伝える前に実際に使用している精鋭プラグインのリストを見てください。
- IP Location Block
- Ad Invalid Click Protector
- XML Sitemap Generator for Google
- WebSub
- WP Multibyte Patch
- APCu Manager
- WP-Optimize
- Flying Scripts
- Category Order and Taxonomy Terms Order
- Ad Inserter
- UpdraftPlus
- Query Monitor
- Quick Featured Images
- WordPress Popular Posts
11のプラグインと下にそうではないプラグインが見えると思いますが、WordPressでなくとも出来る大事なことなので、一例として厳選から外れたプラグインを表示しました。それらも交えてこれから精鋭プラグインを紹介します。
優先度[高]:サイトの「生存と透明性」を支えるプラグイン達
- IP Location Block
- Ad Invalid Click Protector
- XML Sitemap Generator for Google
- WebSub
- WP Multibyte Patch
これらは名目としては便利だから使うのではなく、安定を維持する為に使います。しかし、正直に言うと自分で厳選して長年使っておきながら「これ…必要か?」と状況次第で思う事もあります。
そこで、厳選されて必要度がかなり上位にあるプラグインではありますが、他の情報に左右されない実際に現在使ってる側の感想をお伝えします。
IP Location Block / Ad Invalid Click Protector
この二つの共通している事は攻撃から身を守る事でしょう。ミコトホドはConoHaサーバーを使っています。そのサーバーのセキュリティは多くの攻撃者からWebサイトを大げさではなく毎時毎秒と守ってくれています。しかし、サーバーのセキュリティだけで守り切れない攻撃者からもIP LocationはWebサイトを守ってくれます。
ここで一つ、ログを見る限りではと付け加えさせていただきます。
Ad Invalid Click Protectorに関しては、単純に不正クリックは守ってくれるようになってます。悪意あるクリックから収益の芽を守るのは運営していく上で大事なことです。
しかし、このプラグインは過去に脆弱性が発見されて傷持ちになりました。つまり、使用者に被害が生じたのです。その被害とは以下のものとなります。
- 身に覚えのない管理者権限のユーザーが追加され、そのパスワードが外部に送信。
- functionsの文字列が含まれたテーマファイルが不正に改ざん。
一時は騒ぎになりましたが自分は被害に遭わず、それを知ったのは騒動が収まった後でした。このような事が起こった為に、使用を控えるように訴えるユーザーが目に付くようになりました。
また、Ad Invalid Click Protectorの運営は不正クリックにはあまり意味が無いとコメントをしたそうです。自身は実際にそのコメントを見ていないので、この事を強く肯定はしませんが、無償のサービスほどもっとも得を感じやすい事ではあるけど慎重になるべきと改めて思わされました。
XML Sitemap Generator for Google / WebSub
XML Sitemap Generator for Googleを説明するとサイトの構造を自動的にXMLサイトマップ(地図)化してくれます。検索エンジンに更新を通知してSEO評価を向上させるプラグインです。実際にこれを使ってXMLサイトマップをGoogle Search Consoleに登録します。息をするように入れてください。
WebSubはブログ記事の更新をリアルタイムに検索エンジンに伝えるプラグインです。しかしGoogleの進化により、以前は「記事公開を瞬時にGoogleに知らせる」ための最速手段でしたが、現在はGoogleのクローラー自体の巡回性能が上がり、サイトマップ(XML Sitemap Generator)だけで十分な速度でインデックスされるようになっています。
また、記事を公開した後に、手動でGoogle Search Consoleのインデックスリクエストを送るのが最も確実で早いのです。
更に言えば、最近ではテーマ自身にインデックスを促進する構造(内部リンクの最適化など)を持っている為、このプラグインを削る選択肢も十分にアリです
これらを踏まえると、必須ではないが、お守り程度に置いておくです。自分の場合はそのお守り程度のプラグインを厳選し、精鋭プラグインの中に入れてます。
WP Multibyte Patch
これを使う理由は単純明快です。日本語環境でこれを使わないと、見えないところで文字化けやファイル名の不具合が発生します。日本語サイトを作るなら絶対に使ってください。
不具合の一例としては、WP Multibyte Patchを入れる前に日本語でファイルをアップロードすると、ファイル名が日本語のままになります。英数字には変換されません。この現象が画像が表示されない等の不具合に繋がったりします。
以前はWordPressに標準で入っていたらしいですが、WordPress5.0以降はプリインストールから除外されたそうです。
優先度[中]:メイン級の必須度で「現場」を整えるプラグイン達
- APCu Manager
- WP-Optimize
- Flying Scripts
- Category Order and Taxonomy Terms Order
必須と感じるのはもちろん人によって違います。しかし、これらは多くの人が共通して必須と感じるのではないでしょうか。
APCu Manager / WP-Optimize / Flying Scripts
これら3つのプラグインはセットで入れても良いと思います。唯一外すとするならWP-Optimizeかもしれません。
まずAPCu Managerですが、凝ったシンプルには滑らかな読み込み速度が不可欠です。現在ではテーマやサーバーに高機能なキャッシュ機能・高速化設定が備わっています。それでも、何をやってもWebサイトの動作が思い描く「快適動作」からほど遠いと感じているなら使ってみるべきです。
環境によっては高機能のプラグインという言葉の意味を知る事が出来ます。強力なキャッシュ性能を感じ、起ち上げた当初の中身があまりないWebサイトの軽さを再び体験できます。
APCu Managerのパワーによって明らかな滑らかさと、瞬きに次ぐ読み込み速度を得られるかもしれません。
WP-Optimizeなのですが、使用目的はWebサイトを動かすためのデータベースの状態を知る為と、データベース内の最適化の為に使っています。このプラグインの機能としては、画像容量の圧縮があります。画像拡張子をWebpへの変換もあります。更にいればキャッシュ機能やCSSを圧縮して軽量化もあります。
しかし、それらの機能は使い手次第と言えるでしょう。自分の場合はテーマとサーバーの軽量化だけでは足りずに、そこでAPCu Managerを使う事で満足したので、WP-Optimizeの機能のWebサイトの動作に関する設定は現在では一切使っていません。以前は動作の改善をしたくて一瞬使った事があったのですが、まったく効果が得られませんでした。これはあくまでも自分の環境の話になります。
また、WP-Optimizeを使わずに自身の手でデータベースにログインして最適化を行えば、他の機能も使っていない事を含めると正直このプラグインは不必要です。
ただし、WordPressのダッシュボードから簡単にWP-Optimizeの画面を開けるので、そこからリビジョンなどのゴミの確認や、簡単に言ってしまえばデータベース内の使用量などが把握できるので、便利なプラグインではあります。この便利さが精鋭プラグインに入った理由となります。
Flying Scriptsになりますが、不可欠という言葉の一歩後ろ辺りの立ち位置になります。使用理由としてはPageSpeed Insightsやデベロッパーツール(開発者ツール)で表示されるWebサイトの動作に遅延効果をもたらす悪と言うべきJavaScriptの読み込むべきタイミングを遅らせる事です。
JavaScriptを工夫して何処に入れようが(例えばヘッダーからフッター等)、容赦なく先走りしてWebサイトに負荷をかけるスクリプトの動作を簡単に遅らせてくれるので、PageSpeed Insightsの評価は間違いなく上がります。
使い方の一例としては、簡単な設定で広告表示に関わるスクリプトの遅延をする事ができます。ですが、簡単な設定だからこそ、繊細な設定が出来ないのも事実です。現状の設定にプラスしてあとコンマ〇秒といった繊細な設定は出来ないので、これを使う事で違った妥協を強いられるプラグインとも言えるでしょう。
ここで注意する点はプラグインの機能が重複してしまう所でしょう。キャッシュや圧縮の機能を使えば使うだけメリットが得られる訳ではありません。プラグインの主なる使用目的を明確にし、特定の目的ためだけに使い、他は切り捨てる事も賢いプラグインの使い方だと思います。
Category Order and Taxonomy Terms Order
これはカテゴリーの並び順を変えられるプラグインです。それ以上も、それ以下もありません。使用理由は至ってシンプルで必要と感じる人が入れるべきプラグインというだけです。それ故のメイン級の必須プラグインです。
優先度[低]:完全に使い手による必須プラグイン達
- Ad Inserter
- Query Monitor
- Quick Featured Images
ここで11選から漏れたプラグインも交えます。自分は大変お世話になっていますし、日々製作者に感謝の言葉を贈りたいくらいです。
Ad Inserter
このプラグインを選ぶ理由はテーマによると思います。現在幅広く使われているテーマは広告の設置が簡単に出来るでしょう。それ以外のテーマではこのAd Inserterを使うと簡単に広告を自動設置出来ます。広告コードを毎回貼り付ける事もしないので、ペーストミスが起こりません。特定の貼り付け箇所を設定するだけです。
Query Monitor
Webサイトの内部で何が起きているかを知ることが出来るのがQuery Monitorです。上級者向けのデバックツールですが、これを使う事でサイトの不調を確実に知る事が出来ます。
ぺージ生成にかかった時間、使用メモリ量なども表示され、PHPのエラーや警告などもWebサイトを開いて直ぐに把握できます。自分のサイトの不調を感じたら入れてみると良いでしょう。知識に乏しくとも、何かが起きている事を知れることでしょう。そして、それが知識を得る為の一歩になる切っ掛けになるかもしれません。
普段は眠らせておいて良いです。しかし、表示速度に違和感を覚えた時や、新しいカスタマイズが干渉を起こした時、これほど頼りになる「眼」はありません。
Quick Featured Images
このプラグインは多くの画像を整頓したいと悩んでいる方にはとても便利なプラグインとなります。使用目的としては、一括で画像を入れ替える事が出来ます。
例えば、一つのカテゴリーに多数の画像を使用していたとします。それをこのプラグインで一括して新たに指定した画像を交換する事が出来ます。
Webサイトを立ち上げ当初は楽しくて多くの種類の画像を扱う人も少なくはないと思います。記事のサムネイルに関しては今見直すと全く統一感がなく、それを手直しするにしても百を優に超える記事のサムネイルを手動で入れ替えるには一苦労します。
そこでこのプラグインの出番になります。今必要と感じてる方は是非ともこれを使って画像を入れ替えてみてください。また、多くの記事の画像を入れ替える事で不必要な画像も多く出てくるでしょう。そそれらの画像を削除して整理・整頓をしてみるのも良いと思います。
優先度[絶]:万が一を無に帰す。それがバックアッププラグイン
WordPressがなにも使わずに標準でファイルとしてエクスポート・バックアップできる個所はとても限定的です。使用テーマに備わっているバックアップ機能との差は歴然です。
1. WordPress標準の「エクスポート」
恐ろしい事に管理画面の [ツール] > [エクスポート] から書き出せるのは、XMLファイル(テキストデータ)のみなのです。その中身は投稿本文、固定ページ、コメント、カテゴリー、タグとなっています。画像ファイル、プラグイン設定、テーマのカスタマイズ設定(CSSなど)などは入っていません。
WordPressの素の状態だと万が一の事が起きるとWordPressの力だけでは100%の復元は出来ません。ですので、1/10000の為の備えをしなくてはなりません。
2. テーマによるバックアップ機能
テーマによってはテーマ独自のバックアップ機能があります。しかし、これもテーマによってはバックアップ出来ない箇所があります。
無料ブログサービスなら運営に任せておけばいいですが、WordPressを使ってWebサイトの運営が面倒と言われる理由がここにあり、一言で言えば管理を強いられる事です。
WordPress標準のエクスポート機能では記事は復元できますが、CSSやプラグインの設定は復元できません。
だからこそ、ファイルとデータベースを自動でバックアップしてくれるバックアッププラグインが必要なのです。
UpdraftPlus
バックアップのプラグインはこのUpdraftPlusを使い続けています。しかし、紹介するにあたり一つ謝らなければいけないのが、バックアッププラグインはこれしか使った事がありません。
その理由は圧倒的な知名度とおすすめ度もあります。しかし、 データベース・プラグイン・テーマ・画像等のバックアップを決まった時間に自動で行う手軽さと、設定のし易さは文句なしと言えるでしょう。
使っているサーバーにもバックアップ機能はあります。サーバーのバックアップ機能を使うのは慣れたら簡単ですが、UpdraftPlusほど簡単ではありません。
それにUpdraftPlusのバックアップファイルは設定であらゆる外部ストレージを指定することが出来ます。DropboxやGoogle Driveは候補の一つにあります。もちろん自身が利用しているサーバーを使う事も出来ます。外部ストレージをしてしなければ利用しているサーバー内でバックアップファイルが保管されます。
バックアップスケジュールも簡単に出来ますし、ファイルの保管数も簡単に設定できます。実際にバックアップされたらメールで知らせてもくれます。
更にファイルの中身を確認する事も簡単です。たまに中身を見て確認する事も良いでしょう。
UpdraftPlusを語ると簡単という言葉が常に付きまとってきます。これを使わないとダメとは言いませんが、使い勝手の感想は簡単です。これに勝るものは無いでしょう。
願望はこれらの精鋭プラグイン11選が標準機能であること
おそらくこの11選は今後WordPressを使い続けると同時に利用し続けるでしょう。一時は最大20ほどのプラグインを入れていましたが、軽量化とパフォーマンスを意識し始めてから厳選し、そして残ったのが今の子達(プラグイン)です。
WordPressを使い始めてプラグインをどうしたら良いのか分からないと言った人に胸を張って紹介できるのがこの精鋭プラグイン11選です。このような機能が標準で備わっていればと思わない日も無くはありません。
それでは、あなたの快適WordPressライフを願っています。
あとがたりは人気記事とユーザビリティ
冒頭付近のリスト表示に最下段で鎮座していたWordPress Popular Postsを紹介します。
このプラグインは単体でアクセスログを溜め込み、そのログを使って記事別のアクセス数を見せてくれます。これ自体は非常に便利で面白い機能です。WordPressのダッシュボードから簡単に見る事が出来ますし、日別や7日間などの期間別の記事へのアクセスも知ることが出来ます。そのログを使って人気記事としてWebサイトに表示できるのです。サムネイル付きで表示も出来ますし、自身のWebサイトの装飾は勿論、内部リンクを増やす目的にも良いでしょう。
しかしですよ、こいつが非常に重い。見た目は良いし、なによりコンテンツになる。この人気記事の表示機能が無いテーマを使っている人なら良いプラグインなのですが、本当に重いんです。つまりWebサイトの使いやすさといったユーザビリティに悪影響を与えます。
グーグルアナリティクスはデータを見るだけではない
これは人気記事の設定がないテーマの話です。
全部が上手くいかなくても良いのです。ですが、ユーザビリティへの意識はしましょう。そしてプラグインを一つ無効化する代わりの案を出します。それはグーグルアナリティクスのレポートです。
自分はグーグルアナリティクスのレポートスナップショットをよく見ます。どの記事がどれくらい読まれてるのか一目瞭然だと思います。そしてそこに見えているデータの期間を設定します。PC画面なら右上あたりに日時の選択が出来ると思います。仮に過去30日間に設定するとしましょう。そうすると設定した数値が表示されます。
単純に今そこに見えている記事が過去30日間で読まれている人気記事です。
表示件数が限られているので変えます。画面の右真ん中から少し下あたりにあるページとスクリーンを表示を押すと画面が切り替わります。そこで少し分かりづらいですが、1ページあたりの行数を変えられる選択があります。とりあえず10から25にしましょう。そのままでも良いのですが、アクセスがあるリストは記事だけとは限らないので。
そして表示されている記事のリストがURLでしたら、その上にあるページパスとスクリーンクラスという選択をページタイトルとスクリーン名に変更します。そうすると、URL表示だった記事が自分で付けたタイトルに変わります。
そこに見えているのも期間を設定した人気記事になります。その人気記事を元に自身のWebサイトのサイドバーに表示したら良いのです。記事のリンクはテキストのウェジットで簡単に出来ます。
これは手作業になりますが、無料のブログサービスでも応用が利きます。表示されている最上位の記事だけでなく、少し順位は下がるけど「こんな記事も読まれてます」とリンクを貼って奥に行ってしまった記事をWebサイトの上に持ってくれば良いのです。
少し長くなりましたが、あとがたりはこの辺で。

コメント