BTOパソコンを探していると、メモリ16GB・SSD 500GB~512GBを基本構成にしたモデルを見かけます。
価格を抑えやすい構成ですが、「2026年現在、この容量で足りるのか」と気になる人もいるでしょう。結論からいえば、メモリ16GBもSSD 512GBも普通に使えます。ただし、使えることと余裕があることは別です。
PCで何をするのかによっては、最初からメモリ32GB・SSD 1TBを選んだ方が使いやすく、購入後に容量不足で悩む可能性も減らせます。
メモリ16GBはまだ使える。ただし余裕は少ない
Webサイトの閲覧、動画視聴、Office系ソフト、WordPressなどが中心なら、メモリ16GBは2026年現在でも十分使える容量です。ゲームについても、16GBで動作するタイトルは数多くあります。そのため、「ゲーミングPCなら16GBでは使えない」と考える必要はありません。
問題になるのは、複数のソフトを同時に使う場合です。
たとえばゲームを起動しながらDiscordなどで通話し、ブラウザで攻略サイトや動画を開く。こうした使い方では、16GB環境のタスクマネージャーを見るとメモリ使用量にほとんど余裕がなくなることがあります。ゲームだけなら足りていても、通話やブラウザ、ランチャー、常駐ソフトまで含めれば必要なメモリ容量は増えます。
軽い作業が中心なら16GB、ゲームをしながら複数のソフトを使うなら32GBを選ぶ。 現在はこのくらいの基準で考えると分かりやすいでしょう。
SSD 512GBも使えるが、大容量ゲームには注意
SSDも512GBであってもWindowsや普段使うソフトを入れて利用できます。写真や動画などの保存データを外付けSSDへ移す使い方なら、内蔵SSDの容量を抑えることも可能です。
ただし、大容量のゲームや動画編集ソフトなどを入れる場合は事情が変わります。
Windowsや各種アプリを入れたうえで、容量の大きなゲームを何本かインストールすると、512GB級のSSDは想像している以上に早く空き容量が減ります。ゲームのアップデートやWindows Updateでも空き容量は必要になるため、SSDを限界まで埋めて使うのもおすすめできません。
予算を抑えるために512GBを選ぶこと自体は問題ありませんが、容量管理をあまり気にせず使いたいなら、最初から1TBある方が余裕を持って使えます。
「安いBTO」は基本構成だけで比較しない
2026年8月24日時点でも、ドスパラのGALLERIAにはメモリ16GB・500GB SSDを基本構成にしたゲーミングPCが販売されています。こうした構成が悪いわけではありません。価格を抑えてPCを購入し、必要になったら後から増設する方法もあります。
注意したいのは、広告などに表示されている本体価格だけを見て「このPCは安い」と判断することです。
たとえば安価に見えるPCが16GB・512GB、少し高いPCが32GB・1TBだった場合、前者を購入時に32GB・1TBへ変更すると価格差がかなり縮まることがあります。BTOパソコンを比較するときは、基本価格だけでなく、自分が実際に使いたい構成へ変更した後の価格まで確認した方が正確です。
16GB・512GBがダメなのではなく、用途に合わせて選ぶ
メモリ16GB・SSD 512GBは、2026年現在でも十分使える構成です。
軽い作業が中心で保存データも少ないなら、無理に32GB・1TBへ変更する必要はありません。一方、ゲームをしながら通話やブラウザを使う人、大容量ゲームを何本もインストールする人なら、32GB・1TBの方が余裕を持って使えます。安い構成には安い理由がありますが、高い構成を選べば必ず正解というわけでもありません。
大切なのは「このPCで何をするのか」を先に決め、その用途に必要な容量を選ぶことです。


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