Switch 2でモンハンは再び「持ち寄って遊ぶゲーム」になれるのか

Switch 2でモンハンは再び「持ち寄って遊ぶゲーム」になれるのか
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Nintendo Switch 2版『モンスターハンターワイルズ』が、2026年12月4日に発売される。

『モンスターハンターワイルズ』はもともとPS5、Xbox Series X|S、PC向けに発売されたタイトルだが、そこにSwitch 2が加わることになる。カプコンによればクロスプレイにも対応しており、Switch 2から他機種のプレイヤーと一緒に遊ぶこともできる。

Switch 2といえば、テレビにつないで遊べる一方、そのまま持ち出すこともできる。ただ、自分の中ではSwitch 2を「携帯ゲーム機」と呼ぶと、少し違和感もある。持ち運べるので携帯機と言えなくはない。でも、PSPやニンテンドー3DSを知っていると、あの頃の携帯ゲーム機とはずいぶん違うものになったと感じる。

そして「携帯機でモンハン」と聞くと、やはり思い出すものがある。

目次

携帯機のモンハンといえばPSPや3DSだった

PSPや3DSの時代、携帯ゲーム機は本当に気軽に持ち歩けるものだった。家の中だけではなく、友人の家へ持って行ったり、外出先で取り出して遊んだりする。

モンハンもそうだった。友人同士で本体を持ち寄り、その場で一緒に狩りへ行く。ポケモンなら、子供たちが3DSを持って集まって遊んでいる光景も珍しくなかった。ゲーム機そのものが、人が集まるきっかけになっていたように思う。

もちろんSwitch 2でも、本体を持って集まることはできる。

むしろ『モンスターハンターワイルズ』のような大型タイトルを持ち運び、その場で遊べるのだから、昔では考えられなかったほど豪華な携帯ゲーム環境とも言える。それでも、PSPや3DSの頃と同じ光景が戻ってくるかと言われると、自分は難しいのではないかと思っている。

ゲーム機は子供が気軽に買えるものではなくなった

現在のNintendo Switch 2は、日本語・国内専用モデルでも希望小売価格が59,980円。『モンスターハンターワイルズ』とのセットは61,980円となっている。

もちろんゲーム機の性能は昔とは比べものにならない。できることが増え、遊べるゲームも豪華になった。その価格だけを見て「高くなった」と言うのは簡単だが、中身まで昔と同じではない。それでも、子供がお小遣いを貯めて気軽に買える金額かと言われれば、なかなか難しい。

「任天堂のゲーム機=子供向け」というイメージを持つ人もまだいるかもしれない。

しかし、少なくともゲーム機を取り巻く環境を見ると、その考え方はかなり古くなってきているように感じる。Switch 2で遊ぶモンハンも、子供たちが本体を持って公園や友人の家に集まるというより、大人がそれぞれ自分の環境を持ち、オンラインで集まるゲームになっていくのではないだろうか。

自分が遊んだモンハンも、すでに「オンラインで集まるゲーム」だった

自分もモンハンは好きだ。

『モンスターハンターワイルズ』はまだプレイしていないが、『モンスターハンター:ワールド』は相当遊んだ。

一人で黙々と狩ることもあったし、当然マルチプレイもやった。特によく覚えているのは、友人とボイスチャットをつないで、毎日のように一緒に遊んでいたことだ。考えてみれば、その時点ですでにモンハンの「集まり方」は変わっていた。

同じ部屋にいる必要はない。それぞれが自宅にいて、オンラインにつなぎ、声を聞きながら狩りへ行く。それはそれで楽しかったし、離れた場所にいる友人とも毎日遊べるのだから、昔より便利になった部分も大きい。

カプコンによると、『モンスターハンター:ワールド』は2026年時点で世界累計3,000万本を突破している。モンハンそのものも、かつて以上に世界規模のタイトルへ成長した。

だからこそ、Switch 2版ワイルズにも昔とは違う意味があるのだと思う。

Switch 2版に欲しいのは「持ち運べるモンハン」

Switch 2版ワイルズで自分が一番期待したいのは、単純なグラフィックの豪華さではない。持ち運べることだ。家の中なら、ベッドやソファで寝転がりながら遊べる。友人と会う日なら、そのままSwitch 2を持って行くこともできる。

PCやPS5で遊ぶワイルズとは、また違った遊び方ができる。

もともとワイルズは、PS5やPCといった比較的性能の高い機器を前提として登場したゲームだ。それがSwitch 2でどこまで快適に動くのかは気になるところだが、自分としては多少グラフィックを落としてでも、携帯モードで安定して遊べる方がうれしい。

モンハンは、一度クリアして終わるゲームではない。素材を集めるために何度も同じモンスターを狩り、装備を作り、また次の狩りへ行く。だからこそ、ふとした時に本体を手に取って遊べることとの相性はいい。

カプコンがSwitch 2版を投入する理由についても、公式には「さらなるユーザー接点の拡大」と説明している。PSPや3DSの時代とは形が違っても、モンハンをもっと身近なところへ持ってくるという意味では、Switch 2は面白い存在になりそうだ。

それでも、昔の光景はもう戻らないのかもしれない

Switch 2を持って、友人同士で集まってモンハンを遊ぶ。もちろん今でもできる。喫茶店やファミレスに集まって、それぞれSwitch 2を取り出し、その場で一緒に狩りへ行く。そういう遊び方だって残ると思う。

ただ、それがPSPや3DSの頃のように、街のあちこちで見かける光景になるかと言われると、たぶん違うのだろう。ゲーム機の価格も変わった。オンライン環境も整った。離れていても一緒に遊べるし、ボイスチャットを使えば顔を合わせなくても何時間でも話しながらプレイできる。

ゲームが進化したことで、わざわざ集まらなくてもよくなった。便利になったのだから、それを悪いことだとは思わない。それでも、「携帯機でモンハン」と聞くと、友人たちがゲーム機を持って集まり、その場で狩りに行っていた時代を思い出す。

Switch 2版ワイルズには期待している。寝転がってモンハンができるのもいいし、Switch 2を持って友人のところへ行き、その場で遊べるのも楽しそうだ。

ただ、同時に思う。もしこれがPSPや3DSの頃だったら、発売後にはいろいろな場所でモンハンを遊んでいる人たちを見かけたのだろうな、と。ゲーム機も、モンハンも進化した。遊び方もずっと便利になった。

だからこそ、もう戻らないかもしれないあの光景を、少し懐かしく、そして少し寂しく感じる。

この記事で参考にした情報

  • 株式会社カプコン「Nintendo Switch 2 向け『モンスターハンターワイルズ』、2026年12月4日に発売決定!」
    Switch 2版の発売日、クロスプレイ対応、Switch 2展開の目的を確認。
    カプコン公式プレスリリース
  • 任天堂「Nintendo Switch 2 商品ラインナップ」
    Nintendo Switch 2本体および『モンスターハンターワイルズ』セットの国内価格を確認。
    任天堂公式サイト
  • 株式会社カプコン「『モンスターハンターワイルズ:アセンダンス』、2027年に発売決定!」
    『モンスターハンター:ワールド』の世界累計販売本数を確認。
    カプコン公式プレスリリース
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